GMOが提供しているConoHa WING のサーバーがいま話題になっているので使用してみたく、少ししか使用していない独自ドメインをスターサーバー から移転してみました。
サーバー移転手順
1.ConoHaWingサーバーを契約する
2.ConoHaWINGサーバーに移転したい独自ドメイン紐付けをする
3.ConoHaWING上で設定した独自ドメインDNSレコードをスターサーバー のIPアドレスに変更する
4.wordpressをインストール、移転する
5.URLの動作確認をする
6.スターサーバー上に設定されている独自ドメインのネームサーバーをConoHaWINGのサーバーに変更する
7.ConoHaWING上のDNSレコードをスターサーバーから戻す
8.SSL化対応する
5番でつまづいた場合は、8番まで一気に進まないようにしましょう。
手順を8個書いてありますが、大きく分けると、
- WordPressインストール前の下準備
- WordPressをインストールする
- サーバー設定をConoHa WINGへ
- SSL化
この4段階になるので、この段階ごとにしっかり設定できているか見直しをすれば問題なく移転ができると思います!
WordPressインストール前の下準備(手順2、3)
手順2:ConoHaWINGサーバーに独自ドメインを紐付けする
①〜③の手順で、スターサーバーで使用している移転したい独自ドメインを追加していきます。
次に、ドメイン追加画面になるので、サーバー移転する独自ドメインを入力してください。
無料独自SSLは、サーバーとドメインがしっかりリンクした後で設定しますので、ここでは、「利用しない」としてください。
これで「保存」を押すと、サーバーにドメインが紐付けされました。赤字部分です。
このあと、DNS設定をしてこのドメインをConoHaサーバー上で取り扱えるようにします。
1回目は移転に失敗してしまいましたが、このドメイン画面の右側のにあるゴミ箱ボタンを押して、最初からやり直すことが可能でした!
手順3:設定した独自ドメインのDNSを変更する
手順2でドメインを読み込むと、左の「DNS」クリック、ドメインリストに出て来ることを確認してください。
DNS編集をしていく前に、ご自身のConoHa WINGのIPアドレスを必ずメモしておきましょう!後で使います!
Aタイプのところを編集していきます。
- (変更)「@」の値
- (変更)「www」の値
- (追加)「*」の値
上記3点をConoHa WINGのIPアドレスから、スターサーバーのIPアドレスに一時的に変更します。
赤枠が変更したところです!
ちなみに、スターサーバーのIPアドレスはなに?という方向けに!
ドメイン管理ツール→DNSレコードを開くと、
こんな画面が出ますね。この赤枠の値がIPアドレスです。これを入力します。
保存した結果、
赤枠部分が変更されています。
これで、移転したい独自ドメインがスターサーバーを参照している状態になります。
これでwordpressインストールのための下準備が終わります。
WordPressをインストールする(手順4、5)
手順4:wordpressをインストール、移転する
まず、赤枠の部分が移転したいドメインになっているか確認です。
なっていなければ、赤枠したの「切り替え」を押し、移転したいドメインに切り替えましょう。
切り替えました。
切り替えたあと、「アプリケーション」を押して、以下のWordpressをインストール設定しましょう。
移行元URLは、サイトURLです。wpが格納されているURLではないこと。が注意です!
移行元ユーザー名は、wordpressのログイン名ですね、メールアドレスではなく、ユーザー名をオススメします。
データーベース名は、ドメイン名と同じにするなどわかる名前にしましょう。
あとはそのまま「保存」
移行元URLとサイトURLが同じにならなければ、手順4をもう一度見直してみてください。
私が一回目失敗したのは、サイトURLが、「https://*******.conohawing.com」になってしまっていました。
インストール自体は、スターサーバー同様に簡単です。サイトの容量にもよると思いますが、少ないと5分くらいで終わります。
手順5:URLの動作確認をする
インストールが完了したので、こんどは、ConoHa WINGのサーバーでしっかり動くか確認です。
このときの動作確認URLは、「ドメイン名+ConohaWingログイン名+.conohaeing.com」になるので、焦らないで大丈夫です。
この時点では、まだドメインはConoHaサーバーに完全移転していないので、HP開いてもスターサーバー 上で動いています。したがって、しっかり移転されているかどうかは、上記のテストURLで確認するようにしましょう。
サーバー設定をConoHa WINGへ!(手順6、7)
これはもう手順3でやったことを繰り返すだけです。変更するところは、タイプAのところのIPアドレスです。
スターサーバー上に設定されている独自ドメインのネームサーバーをConoHaWINGのサーバーに変更する
ConoHaWING上のDNSレコードをスターサーバーから戻す
SSL化させる(手順8)
SSL化させる
サイト管理、「サイトセキュリティ」から設定します。
間違っていると、設定中にならずに、エラーがでます。
wordpressにログインしてサイトアドレスをhttpsに変更する
「http://」→「https://」に変更し、wordpressログインし直してみましょう。
まとめ
以前、googleのブログからスターサーバー に移転して以来のサーバー移転になりました。
通常、有名なプラグインで「All-in-One WP Migration」を使ってサーバー移転をしましたが、今回はConoHaがデーターベース移転まですべて行ってくれるので、とても簡単にできました!ぜひ、この際にサーバー移転が難しくて悩んでいる方は、そんなことないよ!
とお伝えしたく、書いてみました。